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他の人と差がつく!面接必勝マニュアル

はじめに

「面接に着ていく服装を間違えた」「道に迷って遅刻をしてしまった」「面接中に携帯が鳴った」など、転職活動には失敗がつきものです。しかし、自分が招いた失敗でチャンスを逃すのは避けたいものです。失敗を避けるためには「事前の準備」が重要です。

この記事では、面接に着ていく服装、当日の流れ、絶対に避けたい失敗と対処法について説明をします。介護職が気をつけるべきポイントもあるので、しっかり準備をして面接に臨みましょう!

1 面接での服装

はじめて会う人への印象は見た目によって大きく左右されます。 自分の人柄や仕事への姿勢を知ってもらうまえに、服装や身だしなみで印象を悪くするのは勿体無いことです。 介護の面接には「清潔さ」「信頼感」「誠実さ」を感じさせる服装で臨みましょう。

1.1 身だしなみ

不潔な出で立ち、不快な体臭、肩に落ちたフケ、服装のだらしなさなどを感じさせてしまうと、信頼感を損なうことになります。 身だしなみを整えて清潔にすることがなにより重要です。

男性の場合には、体臭に気を付けましょう。介護は身体を近づける仕事なので、自覚していない体臭にも敏感になるべきです。

女性の場合には、派手なメイクや香水は控えましょう。介護の仕事に適さない恰好をすることは、採用担当者の印象を悪くする可能性があります。

1.2 服装

スーツまたはジャケットを着用しましょう。夏は襟付きのシャツでも構いません。

スーツやジャケットは、汚れやシワ、ほつれ、臭いがしないことを確認してください。 シャツは、シミやほつれがないかを確認して、アイロンをかけてパリッとさせておきましょう。綺麗なシャツを着ていると相手に「きちんとしている人だ」という信頼感を与えます。

靴下やストッキングに穴が空いていると、室内にあがったときに見えてしまう可能性があるので、事前に確認しましょう。ストッキングは途中で電線することもあるので、予備を持参しておきましょう。足元を綺麗にしておくと、細やかな気配りができる誠実な印象を与えます。

アクセサリーは抑えめにしましょう。介護の面接はファッションセンスを問われる場所ではありません。

1.3 爪や髪やひげなど

清潔な素爪が好印象です。爪はきれいに短く切りそろえて、隙間にゴミや汚れがないようにしましょう。

髪はきれいに洗って、クシやブラシを通しておきましょう。フケや脂が浮いていると、不潔な印象を感じさせます。髪が長いひとは結んでまとめて、前髪で顔が隠れそうなら髪を耳にかけるかピンで止めましょう。表情がよく見えるようにしてください。

ひげは剃っておくことをおすすめします。面接というフォーマルな場面でひげを伸ばしたままでいることは、マイナスの印象を与えるかもしれません。宗教的な理由があるなどの場合を除いて、なるべくきれいに剃っておきましょう。

2 面接の流れ

面接は「受付→入室→面接→退室」という流れで進みます。それぞれの場面に合わせた正しい対応について説明します。

2.1 受付でのあいさつ

指定された面接会場についたら、受付や事務所のスタッフの方に「○時から面接のお約束をいただいております○○です。本日はよろしくお願いいたします」と伝えましょう。

待合室に案内された場合は、部屋で静かに待ちます。

面接前に携帯電話をマナーモードにしておくことを忘れないようにしてください。

2.2 入室時のマナー

自分の名前を呼ばれたらドアを3回ノックをして、「どうぞ」と言われてから「失礼いたします」と言って入室しましょう。

椅子の横まで進んで、着席する前に「○○と申します。本日はよろしくお願いします」と言って一礼しましょう。面接でははっきりとした大きな声であいさつをすることが望ましいです。

面接官から「どうぞ」または「おかけください」と言われてから着席をします。手荷物は椅子の横か後ろに置きましょう。

2.3 面接中の注意点

面接中の「表情」「姿勢」「言葉遣い」「受け答え」の注意点を確認しておきましょう。

<表情>
・明るく柔らかい表情を心がける
・暗い表情にならないように意識する
・足元や下を向かない

<姿勢>
・椅子に浅く腰掛けて背筋を伸ばす
・腕や足を組むのはNG
・男性は軽く握りこぶしを作って太ももの上に置く
・女性は手を揃えて膝の上に置く

<言葉遣い>
・落ち着いて丁寧な言葉遣いで答える
・タメ口や乱暴な物言いはNG
・間違った敬語を使わないように注意する

<受け答え>
・面接官との対話だということを意識する
・一方的に自分の話をするのはNG
・聞かれた質問に対して丁寧に回答すること

2.4 退室時のマナー

面接が終了したら、起立をして「本日はありがとうございました」と一礼をしましょう。ドアを開けて退室する前に、面接官に向かってさらに一礼をして、静かにドアを開けて退室します。

ドアを閉じた瞬間に大きなため息などをつかないよう、建物を出るまでは緊張感を保ってください。最後に、忘れ物がないように注意しましょう。

3 面接で絶対にやってはいけないこと

面接に失敗はつきものですが、その中でも「忘れ物」「応募先の間違い」「面接への遅刻」は不採用に直結する可能性がある致命的な失敗です。これらの失敗を避けるために、以下の内容を読んで面接に臨む準備を整えましょう。

3.1 忘れ物をする

必要なものを忘れてしまうと面接が成り立ちません。事前に指定されたもの以外にも、筆記用具、メモ帳、ハンカチ、ティッシュなど以下の10点を準備しましょう。

①履歴書コピー
②職務経歴書コピー
③指定された提出書類(資格証明書のコピーなど)
④筆記用具
⑤メモ帳
⑥スケジュール帳
⑦携帯電話
⑧応募先に関する資料
⑨ハンカチ
⑩ティッシュ

3.2 応募先を間違える

面接中に相手の事業所名や担当者の名前を間違えてしまうと「軽い気持ちで応募してきたんだろう」と思われて、極端に印象が悪くなります。面接をうける前に応募先の会社名や法人名、担当者の名前を確認しておきましょう。

3.3 面接に遅刻する

面接に遅刻をするのは社会人としての常識を疑われます。絶対にしてはいけません。面接会場には面接開始時刻の5~10分前に訪ねるようにしましょう。

遅刻をしないために30分~1時間前に面接会場の近くに到着しておくようにしましょう。喫茶店などが近くにあるならば、想定外の事態も考えて1時間前から待機するのもありです。

ただし、施設にあまりにも近いお店で待機する場合には、出勤途中の職員や休憩中の職員と会ってしまう可能性もあるので、少し離れた場所がベターかもしれません。

万が一、交通機関の遅延や事件や事故などでやむをえず遅刻してしまいそうなときは、状況がわかった時点で素早くその旨を電話で連絡しましょう。

4 まとめ

自分の人柄や仕事への姿勢を知ってもらう前に、服装や態度がマイナスのイメージを与えてしまうのはとても惜しいことです。

面接の成功のカギは「事前の準備」にかかっていると言っても過言ではありません。致命的な失敗をしないためにも事前の準備を怠らずに、この記事でお伝えしたことをよく確認してから面接に臨むようにしましょう。

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