受験生のみなさん、お元気でしょうか?
さて、介護福祉士国家試験まで残すところあと少し!最後の最後まで気を抜かず、ラストスパートを駆け抜けましょう!!
それでは、「一問一答で合格力アップ!介護福祉士試験合格への道〜翔泳社コラボ企画〜」をお届けします!
今回は、試験範囲の第3領域「こころとからだのしくみ」の「こころとからだのしくみ」の後半部分から予想問題や過去問題を紹介します。問題だけではなく、解答と解説つき(※)なのでしっかりと学べます!
週2回のペースで更新していきますので、スキマ時間を使って勉強してくださいね♪
●「介護福祉士試験合格への道」のまとめはこちらから!
※紹介する問題・解説は、すべて翔泳社刊『介護福祉士 完全合格書き込み式ワークノート』の内容に基づいています。
目次
まずは以下の○×問題をやってみよう!
解答と解説をチェック!
さぁ、ここからは問題の解答と解説をチェック!解答が合っていても油断せず関連の情報やポイントを再度確認しておきましょう。
Q1の答えと解説
Q1.「空腹時や食事直後の入浴は避ける。」【過去問題・第23回/第26回】
Q2の答えと解説
Q2.「片麻痺の場合は、患側から浴槽に入るとよい。」【過去問題・第26回】
さらにここをチェック!
1. 心疾患や脳血管障害など疾患のある人の入浴は、医師の許可が必要。
2. 血圧、脈拍、体温、呼吸、気分の観察をする。
3. 居室、脱衣場、浴室の温度差を少なくする。
4. 湯の温度は38~40℃くらい、室温は20~26℃に調整し、心臓への負担を少なくする。
5. 1人で入浴できる場合でも事故を起こす可能性があるので声をかけて見守る。
6. 浴室は滑りやすいため、手すりをつけたり、吸盤マットを敷く
7. 入浴時間は10分程度にする。
8. 片麻痺などがある場合は、健側から浴槽に入る。
9. 空腹時や食事後1時間が経過するまでは入浴を避けることが望ましい。
10. 疲労を避けるため体調によっては、シャワー浴にする。
11. 入浴後は十分に水分を拭き取り湯冷めしないようにする。
12. 水分を補給し、ゆっくり休ませる。
13. 必要に応じて爪を切り、皮膚の乾燥を防ぐためにクリームなどを塗る。
Q3の答えと解説
Q3.「カリウムは血圧を上げる。」【過去問題・第26回】
血圧を上げる作用にかかわるのはナトリウム(食塩)である。逆にカリウムはナトリウムによる血圧の上昇を抑える。
Q4の答えと解説
Q4.「ノロウイルスの感染が疑われる時は、施設内感染の対策として吐物を拭き取るときに消毒用アルコールを用いる。」【過去問題・第29回・改】
ノロウイルスの感染予防に適したものとして、次亜塩素酸ナトリウム溶液を希釈した消毒液がある。
Q5の答えと解説
Q5.「就寝前にお茶を飲んで温まると眠りやすくなる。」【予想問題】
お茶にはカフェインが含まれているため、覚醒を促してしまい眠れないことがある。
さらにここをチェック!
①就寝1~2時間前に体温を上げる
・ぬるめのお湯につかり、ストレッチをする
・末梢の血管を拡張して放熱し、体温を下げ、眠る準備に入る
※熱いお湯は交感神経を刺激し、眠りにくくなるため避ける。
②寝る直前の食事は控える
・就寝時間3時間前に食事を済ませる
※就寝前の食事は胃の消化活動が活発になるため、寝つきが悪くなり、熟睡できなくなる。
③寝る前の嗜好品は覚醒作用があるため避ける
・コーヒー、紅茶、緑茶に含まれるカフェインは、覚醒作用のほか、利尿作用があるためトイレが近くなる
・タバコに含まれるニコチンは、血圧を上昇させる
・寝酒は、入眠しやすくなるが、眠りが浅くなり夜間覚醒するので控える
※ホットミルクなど温かい飲み物を飲んで寝るようにする。
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『福祉教科書 介護福祉士 完全合格 書き込み式ワークノート』
テキストに書き込むワークノート形式なので、勉強した「知識」を確実に暗記するのに最適です。また、この記事で解説した一問一答以外にも内容盛りだくさん!
◎試験によく出る箇所だけを厳選して掲載
◎自分の手で書き込むことで、重要知識が効率よく覚えられる
◎テーマごとに掲載されている「一問一答」に挑戦して得点力UP
◎重要語句を自分の言葉で説明するキーワード作文で応用力もUP
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ワークノートといっしょに使えば対策も万全です。ぜひ、こちらもいっしょに活用して、試験対策に役立ててください。
◎過去7年の本試験から良問・頻出問題を厳選して掲載
◎選択肢ごとに「簡潔でわかりやすい」と好評の解説つき
◎本番前の腕試しに使える第30回本試験問題と模擬試験を各1回分収録
「介護福祉士試験合格への道」のまとめはこちら
●第1回「人間の尊厳と自立」
●第2回「人間関係とコミュニケーション」
●第3回「社会の理解」
●第4回・前編「介護の基本・前編」
●第4回・後編「介護の基本・後編」
●第5回「介護の基本・後編」
●第6回・前編「生活支援術・前編」
●第6回・後編「生活支援術・後編」
●第7回「介護過程」
●第8回「発達と老化の理解」
●第9回「認知症の理解」
●第10回「障害の理解」
●第11回・前編「こころとからだのしくみ・前編」
●第11回・後編「こころとからだのしくみ・後編(今はココ!)」