受験生のみなさん、お元気でしょうか?
インフルエンザや風邪が流行る季節ですので、しっかりと体調を管理して、試験に備えましょう!
それでは、「一問一答で合格力アップ!介護福祉士試験合格への道〜翔泳社コラボ企画〜」第6弾をお届けします!
今回は、試験範囲の第2領域「介護」の第5章「コミュニケーション技術」から予想問題や過去問題を紹介します。問題だけではなく、解答と解説つき(※)なのでしっかりと学べます!
週2回のペースで更新していきますので、スキマ時間を使って勉強してくださいね♪
●「介護福祉士試験合格への道」のまとめはこちらから!
※紹介する問題・解説は、すべて翔泳社刊『介護福祉士 完全合格書き込み式ワークノート』の内容に基づいています。
目次
まずは以下の○×問題をやってみよう!
解答と解説をチェック!
さぁ、ここからは問題の解答と解説をチェック!解答が合っていても油断せず関連の情報やポイントを再度確認しておきましょう。
Q1の答えと解説
Q1.「バイステック(Biestec, F.)の7原則の「意図的な感情表出」とは、介護福祉職の感情表出を大切にすることである。」【過去問題:第27回】
クライエント(利用者)の感情表出の事由を認めることである。
さらにここをチェック!
バイステック(Biestec, F.)の7原則
・ケースワーカーがクライエントとの援助関係を形成するときに必要な原則。
1.個別化 | 同じような問題を抱えるように見えても、クライエントは一人ひとり違う |
---|---|
2.受容 | クライエントの感情や考えを否定せず理解する |
3.意図的な感情表出 | 怒りや悲しみなど、クライエントが感情を自由に表出できるようにする |
4.統制された情緒的関与 | 支援者は自分の感情をコントロールする |
5.非審判的態度 | クライエントの言動をよい悪いで判断しない |
6.自己決定 | 自分の行動を決定するのはクライエントである |
7.秘密保持 | クライエントのプライバシーを保護する |
Q2の答えと解説
Q2.「重度の運動性失語症(motor aphasia)のある人とのコミュニケーションでは、
二者択一の問いかけはしない。」【過去問題:第26回】
二者択一の問いなど、運動性失語症のある人が簡単に答えられる質問をしたほうがよい。
さらにここをチェック!
言語障害の種類とコミュニケーション
運動性失語 (ブローカ失語症) |
・聞いたことは理解できるが、話すことや復唱が困難 ・絵や写真など、視覚化された情報を用いて、二者択一の答えやすい問いかけをするとよい |
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感覚性失語 (ウェルニッケ失語症) |
・流暢に話せるが、聞いたことが理解できない ・ジェスチャーなどが有効 |
構音障害 | ・発音が不正確、あるいは不明瞭 ・相手の言うことが聞き取りにくい場合は、聞き取れた通りに繰り返すなどして、確認するとよい |
Q3の答えと解説
Q3.「USBフラッシュメモリは、紛失や盗難の危険性が低い。」【過去問題:第26回】
USBフラッシュメモリは、持ち運びが容易であるが、紛失や盗難の危険性も高い。
さらにここをチェック!
ICT(情報通信技術)利用の注意点
・USBフラッシュメモリなどは紛失や盗難の危険性が高い。取り扱いには十分に注意する。
・データは定期的にバックアップをとる。また、ウイルス対策ソフトを使用するだけではなく、システムなどの更新プログラムを新しいものにしたり、パスワードを定期的に変更したりする。
Q4の答えと解説
Q4.「介護福祉職が行う報告では、状況を詳細に述べてから結論を報告する。」【過去問題:第27回】
結論を述べてから詳細を報告する。
さらにここをチェック!
・「ほうれんそう」は「報告」「連絡」「相談」のこと。
・チームのコミュニケーションを円滑に進めることが主な目的である。
・状況の結論を先に述べてから、詳細を報告する。
・指示を受けた仕事の報告は、指示者に対して行う。
・客観的な事実を、抽象的にではなく、具体的に報告する。
・報告相手のタイミングを見計らうことが望ましいが、事故やトラブルはすぐに報告する。
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◎過去7年の本試験から良問・頻出問題を厳選して掲載
◎選択肢ごとに「簡潔でわかりやすい」と好評の解説つき
◎本番前の腕試しに使える第30回本試験問題と模擬試験を各1回分収録
「介護福祉士試験合格への道」のまとめはこちら
●第1回「人間の尊厳と自立」
●第2回「人間関係とコミュニケーション」
●第3回「社会の理解」
●第4回・前編「介護の基本・前編」
●第4回・後編「介護の基本・後編」
●第5回「コミュニケーション技術(今はココ!)」
●第6回・前編「生活支援術・前編」
●第6回・後編「生活支援術・後編」
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