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一問一答で合格力アップ!介護福祉士試験合格への道⑧〜翔泳社コラボ企画〜

受験生のみなさん、お元気でしょうか?
日増しに寒さも厳しくなってきていますが、手洗い・うがいなどの徹底で体調にも十分注意して勉強に励んでいきましょう!
それでは、「一問一答で合格力アップ!介護福祉士試験合格への道〜翔泳社コラボ企画〜」第10弾をお届けします!

今回は、試験範囲の第3領域「こころとからだのしくみ」の「発達と老化の理解」から予想問題や過去問題を紹介します。問題だけではなく、解答と解説つき(※)なのでしっかりと学べます!
週2回のペースで更新していきますので、スキマ時間を使って勉強してくださいね♪

●「介護福祉士試験合格への道」のまとめはこちらから!
※紹介する問題・解説は、すべて翔泳社刊『介護福祉士 完全合格書き込み式ワークノート』の内容に基づいています。

まずは以下の○×問題をやってみよう!

 

 

 

解答と解説をチェック!

さぁ、ここからは問題の解答と解説をチェック!解答が合っていても油断せず関連の情報やポイントを再度確認しておきましょう。

Q1の答えと解説

Q1.「超高齢社会とは、全人口に占める70歳以上の人工の割合が20%以上の社会をいう。」【予想問題】

答えは
×

超高齢社会は、全人口に占める65歳以上の人口の割合が21%以上の社会のこと。

高齢化率

こ全人口に占める65歳以上の人口の割合のことを、高齢化率という。
一般に、高齢化率が
7%を超えると高齢化社会
14%を超えると高齢社会
21%を超えると超高齢社会
と呼ぶ。

Q2の答えと解説

Q2.「高年齢者雇用安定法では、事業者に、雇用している高年齢者が希望するときは、75歳まで継続雇用することを義務づけている。」【過去問題:第29回】

答えは
×

65歳まで継続雇用することを義務づけている。

さらにここをチェック!

各法律や制度での対象の定義は以下となる。

法・制度 対象
介護保険法 第1号被保険者65歳以上、第2号被保険者40歳以上65歳未満
老人福祉法 原則、65歳以上が施策の対象
後期高齢者医療制度 65歳以上75歳未満前期高齢者75歳以上後期高齢者
高齢者虐待防止法 65歳以上を高齢者と定義
高年齢者雇用安定法 事業主に、雇用している高年齢者が希望するときは、65歳までの継続雇用を義務づけている
道路交通法 免許の更新を受けようとする75歳以上の者に、認知機能検査が義務づけられている
老年基礎年金 65歳以上が支給の対象
高齢者の定義のまとめ

高齢者:65歳以上の者。65歳〜74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者、85歳以上を末期高齢者という。

Q3の答えと解説

Q3.「短期記憶によるものは高齢化によっても低下しにくい。」【予想問題】

答えは
×

高齢になると、記憶力は低下すると考えられている。とくに短期記憶によるものは高齢化により急速に低下する。

さらにここをチェック!

記憶と変化
感覚記憶 目や耳など感覚器官から入った情報を数秒保持すること。低下しやすい。
短期記憶 電話番号や店の名前など、後からすぐ忘れるような、その場で聴いて覚えたもので数十秒から数十分保持される記憶。個人差があり、疾患、外傷などの影響を受ける。20歳代中ごろにピークに達した後、60歳代まで徐々に低下し、その後高齢化に伴って、より急速に低下する。
長期記憶 年単位で保持される記憶。集積した知識、経験が重要な役割を担う能力。教育や文化の影響を受けるが、20歳代中ごろにピークに達し、その後75歳を過ぎても同じレベルで保たれる。

Q4の答えと解説

Q4.「心房細動は、合併症として脳出血が多い。」【過去問題:第26回】

答えは
×

脳出血ではなく、脳梗塞の発症リスクが上昇する。

さらにここをチェック!

心房細動

不整脈の一種。頻脈になることが多い。心房内で血栓が形成され、脳梗塞の原因となるのでワルファリンなど抗凝固薬が投与される。高血圧によって引き起こされることがある。

Q5の答えと解説

Q5.「白内障では水晶体が白濁して、放置すれば失明する場合がある。」【予想問題】

答えは

さらにここをチェック!

白内障

目の水晶体が白濁し、放置すれば失明する。失明原因として最も多く、女性の失明原因の半分が白内障。年齢、喫煙、飲酒、紫外線(日光)Iへの曝露、糖尿病、副腎皮質ホルモンの投与などが危険因子。

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◎試験によく出る箇所だけを厳選して掲載
◎自分の手で書き込むことで、重要知識が効率よく覚えられる
◎テーマごとに掲載されている「一問一答」に挑戦して得点力UP
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ワークノートといっしょに使えば対策も万全です。ぜひ、こちらもいっしょに活用して、試験対策に役立ててください。
◎過去7年の本試験から良問・頻出問題を厳選して掲載
◎選択肢ごとに「簡潔でわかりやすい」と好評の解説つき
◎本番前の腕試しに使える第30回本試験問題と模擬試験を各1回分収録

「介護福祉士試験合格への道」のまとめはこちら

●第1回「人間の尊厳と自立
●第2回「人間関係とコミュニケーション
●第3回「社会の理解
●第4回・前編「介護の基本・前編
●第4回・後編「介護の基本・後編
●第5回「介護の基本・後編
●第6回・前編「生活支援術・前編
●第6回・後編「生活支援術・後編
●第7回「介護過程
●第8回「発達と老化の理解(今はココ!)」

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