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介護業界はドラマの連続!?「ケアマネジャーあるある」10選

介護や支援を必要とする人が、介護保険制度を利用して自立した生活を送れるようサポートする……それがケアマネジャーの仕事です。
介護の現場をしっかりプランニングする監督の役目を果たしています。
そんなケアマネにありがちなシーンを介護のお仕事研究所調べで10個集めてみました!
ケアマネのみなさん、いくつ心当たりがあるでしょうか?

1.つい他人を観察・分析してしまうクセがつく

利用者や家族から詳細に情報を聞き出し、あるいは自宅などを見た感覚から察するケアマネにとって、これは避けられない癖ですね。
家族や知人、果ては通りすがりの見知らぬ相手にまで……目で追ってはじっと観察してしまいます。
コミュニケーションを円滑にする上では、察しすぎるというのも考えものです。観察・分析をしてもそれを表に出さないよう、気を付けなければなりませんね。checklist-1275665_1280

2.利用者家族からの相談が濃密すぎる

ケアマネは利用者がサービスを受ける前から受けた後まで、長い間綿密にお付き合いをしていくことになる職業です。
その過程で時として、それは第三者が聞いたらまずいのでは……!?ということまで相談される場面も。
遺言がどうとか家族の婚姻関係がどうとか、果ては利用者の子供から「私実は親に虐待されて育ったんです」なんて衝撃告白まで!家族の込み入った事情を聴いてしまうこと、ありますよね。people-163906_1280

3.事業所ごとの暗黙のルールも!?覚えることが多すぎる

特に新人ケアマネは特に陥りがちなこのシーン。
研修明けから電話を掛けたり予定を調整したり……。朝に考えていたTO DOリスト全然思い通りにこなせないよ!なんて弱音も、ついつい言いたくなりますよね。
しかもその事業所ごとに、暗黙の了解のようなきまりまであったりして。ただでさえ仕事がたくさんあるというのに!
前任の人から引き継いだ利用者や家族に、「前の人の方が良かった」なんて比較された日にはもうボロボロ……(泣)animal-967657_1920

4.本来の業務を忘れそうになる

これは新人に限らずありがちなパターンです。
「私のプランで利用者さんを喜ばせるぞ!」と希望に目を輝かせて入ったはずが、気が付いたらヘルパー補助しているし、外回り営業にも駆り出されているし……なんてこと、珍しくありません。
ケアマネの業務というものは多岐にわたっています。事業所の人事次第では人手不足で、予定外の業務まですることもあります。
グッタリしてしまっても仕方ないですよね。clerk-18915_1920

5.制度改正のたびに「覚えなおし」のミッションを突きつけられる

介護保険制度は3年に一回のペースで見直しされています。
そのたびにケアマネは新しくなった制度をきちんと把握しなおさなくてはならないし、時には利用者やその家族に制度の説明をしなくてはなりません。
一般の人には小難しい制度のお話を、きちんとわかりやすく、納得できるように説明する力が重要です。説明に苦労している人も、多いのではないでしょうか?
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6.自分にしかできない!と強い責任感を感じる

ケアマネのプランニングによって、利用者はその後の人生を大きく左右されることになります。
利用者が生き生きとした生活を取り戻せるか、それともあわないプランで思わぬリスクを負わされてしまうかは、ケアマネの裁量にかかっているといっても過言ではありません。
それは自分にしかできないことだ、という責任感を芽生えさせる重大なこと。
ケアマネがどれだけ質と責任を問われる職業かわかっているからこそ、プロとして持つことが出来る責任感。これは大きなやりがいになります。bodybuilder-646482_1920

7.ビジネスマナーへの不安がある

現場経験で条件を満たして試験を受けて、合格してそのままケアマネとして働きだすパターンにありがちです。
一般的なマナー研修を受ける時間もなく、OJTで先輩に教えてもらえたとしても、その先輩ケアマネも同じ経歴だったら負の連鎖が起きてしまいます。
デイサービスなどのサービス事業所や、利用者サイドからの問い合わせ電話で、ケアマネの態度って実はチェックされているのです……!
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8.職場のいじめが怖い……

とっても悲しいことですが、無視できないあるあるです。いじめを受けたこと、見かけたこと、あるいはしてしまったこと。一度くらいはあるのではないでしょうか。
介護業界に限らずどこでもいじめや嫌がらせというものは存在しますが、ケアマネ同士は特に複雑になりやすいようです。
ケアマネコミュニティの匿名掲示板に上がる「いじめにあっていて……」という相談スレッドのコメント欄は、おおよそが「私のところもこういうことがあって」「私はこんなことをされました」「つらくて仕事を辞めてしまった」などなど、同調と経験談で埋まっています。
吐き出す場所が限られているだけで、職場環境で苦しい思いをしている人はたくさんいるのです。woman-1006102_1920

9.介護業界の待遇を改善してほしすぎる

下積み時代などはどれだけ頑張ってもお給料と比例しなかったり、まともな人材を選ぶ余裕も新人教育する時間もなかったり。新人もベテランも関係なく、ケアマネは頭を抱えています。
頑張った分だけ報われる社会になってくれ!と誰もが思っていることでしょう。
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10.利用者さんの笑顔で疲れも帳消しになる

ケアマネが仕事を続けられているのは、このやりがいが一番大きいからではないでしょうか。
どんなに仕事がたまっていて憂鬱でも、利用者が笑って手を振ってくれる。そんな些細なことが、しかし何よりの活力になることがあります。
「報われた」と思える瞬間があるからこそ、全ての仕事のストレスは帳消しになるのです。
ケアマネにとってそれは、自分の考えたプランで利用者さんがいきいきとしてくれて、ありがとうと言ってもらえることなのではないでしょうか。
自分の仕事が実を結んだ瞬間、そこに笑顔と感謝があるから、ケアマネの仕事はこれからも続いていくのです。
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ケアマネの皆さん、いくつ当てはまりましたか?

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