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内定ゲットのために!気をつけるべき面接時の服装マナー

転職活動をしていて面接が決まったとき、「どんな服装で行けばいいの?」と悩むことはありませんか?面接における服装や身だしなみは、とても大切です。

アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」によると、人が誰かと出会ったときに、相手から受ける印象は次のような割合とされています。

限られた時間しかない面接の場面では、この割合以上に見た目の印象が重視されると言っていいでしょう。
「人は見た目が9割」という本が以前、ベストセラーになりました。これは、相手と会えるチャンスが少ない面接において、おおげさな話ではありません。面接で好印象を残すためには、最初の見た目の印象が重要なのです。
この記事では、面接時の服装で心がけること、男女別の服装マナーについて、面接前に使える外見チェックリストご紹介します。

面接時の服装で心がけること

面接など、その場に応じた服装を選べる人は、相手に安心感を与えます。以下の2つを意識して面接に臨み、あなたの印象をより良くしましょう。

面接で清潔感のない服装や、個性的な服装をしてしまうと、それだけで不採用になりかねないので気をつけましょう。

面接時の服装マナー(男性編)

具体的な服装マナーについて、男女別でご紹介します。
まずは、男性編です。

服装の選び方

黒・紺・グレーのスーツを選びましょう。リクルートスーツではなく、無地かシンプルな柄のビジネススーツが望ましいです。長年着ていないとサイズが変わっているかもしれません。体型に合わないスーツはだらしなく見えますので、ジャストフィットのスーツを選びましょう。また、しわや汚れが無いように、クリーニングに出してからスーツを着用しましょう。
ボタンは、3つボタンなら真ん中のみ、2つボタンなら上のボタンのみを留めましょう。

ネクタイ・シャツの選び方

ワイシャツの色は白が基本です。色付きや柄物は避けましょう。
ネクタイも派手な色を避け、シンプルかつ一般的なものを選びましょう。ネクタイが曲がっていないかもチェックしてください。

ベルトや靴、靴下の選び方

ベルトはスーツに合うシンプルなものを選びましょう。
靴は明るい色やカジュアルなものではなく、黒やこげ茶などのオーソドックスな革靴を選びましょう。また、汚れた靴はマイナスな印象を与えてしまいますので、面接前にしっかりと磨いておいてください。
靴下は、くるぶしまでのソックスや明るい色を避け、黒かスーツと同じ色に合わせましょう。

時計やカバンの選び方

時計は、アナログでシンプルなデザインを選びましょう。
カバンは、A4サイズの書類が入る、革製の立つタイプのビジネスバッグが好ましいです。色は、黒か茶色がベストです。トートバッグやリュックなど、カジュアルなものは避けましょう。

気をつけよう!NGポイント

以下は、男性がおろそかにしやすいポイントです。
気をつけて面接に臨みましょう。

髪型

寝ぐせやふけはNGです。短髪でスッキリ清潔感がある髪型にしましょう。
髪の色が明るすぎる場合は、黒に戻しましょう。

におい

面接の前日はきちんと入浴し、清潔な身体で面接に向かいましょう。
面接の前にたばこを吸ったり、香水をつけたりすると印象が悪くなります。面接前のたばこや香水は控えましょう。

ヒゲ

ヒゲはきれいに剃りましょう。
そのほか、目やにがついていないか、鼻毛が出ていないかにも注意が必要です。

スーツのしわ、よれ

前日に、スーツにしわやよれがないかチェックしておきましょう。しつけ糸が付いたままになっていないかも、確認してください。

面接時の服装マナー(女性編)

次に、服装マナーの女性編をご紹介します。

服装の選び方

シンプルで清潔感のあるスーツを選びましょう。色は、黒や紺、グレーが一般的です。派手すぎず、かつリクルートスーツっぽくならないことが重要です。ボタンは、3つボタンなら真ん中のみ、2つボタンなら上のボタンのみ留めましょう。
スカートの丈はひざ丈にしましょう。

インナーの選び方

白いブラウスか、白または淡色のシャツかカットソーを選びましょう。カジュアルすぎるものは避けましょう。
下着が透けないように、インナーの下には同色のキャミソールを着用することをおすすめします。

靴やストッキングの選び方

靴は、黒のシンプルなパンプスを選びましょう。スニーカーやピンヒール、サンダルやミュールは避けてください。
ストッキングは、肌の色に近いベージュを選びましょう。タイツや装飾入りのタイプは避けましょう。

時計やカバンの選び方

時計は、黒や茶色、ベージュや白、シルバーのスーツに合うデザインを選びましょう。
カバンは、A4サイズの書類が入るシンプルなビジネスバッグが基本です。色は黒色を選びましょう。

気をつけよう!NGポイント

以下は、女性がおろそかにしやすいポイントです。
気をつけて面接に臨みましょう。

髪型

長い髪は低めの位置で結びましょう。前髪は目にかかるようであれば、ピンで留めましょう。ボサボサ髪はNGです。

髪の色

髪色が明るすぎる場合は、黒く染め直しましょう。

長すぎる爪や派手なネイルはNGです。

メイク

派手なメイクはNGです。ナチュラルメイクを心がけ、清潔感と健康的な雰囲気を意識しましょう。

アクセサリー

結婚指輪以外のアクセサリーは控えましょう。

チェックリストを活用しよう

前日と直前にチェックすべきものをリスト化しました。
ぜひ面接前に、下記の項目を確認してください。

前日チェックリスト

□ハンカチを持ってくる
□お風呂に入る
□爪を短く切る
□香水はつけないと意識する
□スーツやシャツのしわやよれを直す
□靴を磨く

直前チェックリスト

□口紅が赤すぎないか
□ふけが肩についてないか
□目やにがついていないか、鼻毛が出ていないか
□寝ぐせがついていないか
□たばこを吸わない

現役キャリアアドバイザーに聞いた、不採用になる外見ポイント

弊社、株式会社ウェルクスが運営している人材紹介サイト「介護のお仕事」の現役キャリアアドバイザーに聞いた、面接で不採用になった外見のポイントをお伝えします。

【実際にあった不採用になる外見ポイント】
髪色が明るすぎてNG
しわや汚れの目立つ、清潔感のない服装でNG
たばこの匂いでNG

この3件は、上記の理由のみで不採用となりました。どれだけ良い人材だったとしても、外見や匂いで不採用になってしまっては、もったいないです。
病院や介護老人保健施設は禁煙の施設が多いため、たばこの匂いには十分気をつけましょう。また、面接は1~2週間前には決まっているもの。面接までにどれほど準備できるか…面接では、あなたのやる気が見られています。

清潔感のある服装と笑顔で面接を乗り切ろう

清潔感のある身だしなみに整えられたら、あとは「笑顔」で面接に臨みましょう。
やはり笑顔は大事です。素敵な笑顔を見ると、こちらまで気分が良くなってきますよね。にこやかな笑顔には、相手の警戒心を和らげて親密度を高める効果があります。結果的に、笑顔の人は採用されやすい傾向にあります。
清潔感のある服装と笑顔で、面接を乗り切りましょう!

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