あけましておめでとうございます。突然ですが、書き初めはしましたか?
え、まだしていない?書くことがない?
一年間の目標となると、筆が止まってしまうこともあると思います。
しかし介護(に限ったことではないですが)の仕事は、個人目標の定め方で楽しさが数倍増しになります。
以前の私は個人目標を立てる大事な準備を怠り、業績の評価があるからと仕方なく立てていました。
そんななかで3つのポイントを意識するようになり、「目標を立てたほうが断然仕事が楽しい!」ということに気づきました。
今回はその3つのポイントを、どどーんとご紹介したいと思います。
目次
どうして目標を立てるのか?
そもそも、目標はなぜ立てなければならないのでしょうか。
組織のため?目の前の誰かのため?まだ見ぬ愛する人のため?
どれも結果的には、そのためになっているかもしれません。
目標を立てる最大の理由は「自分の成長のため」です。
忙しさのなかで、やりたかったはずの仕事がつまらなく感じてしまう。
自分のやりたい仕事はこんなんじゃなかった!と、3年も経たないうちに職場を去る若者が介護の世界では特に多いのです。
しかし個人の目標設定は、設定の仕方を工夫することで、仕事の原動力に成りうる力を発揮します。
仕事を魅力的にする個人目標の立て方
1.逆算できているか
介護のお仕事をされている方なら、一度は目にしたことがあるはずのケアプラン。このケアプランにヒントがあります。
ケアプランの目標の立て方が、まさに逆算するということ。
「どのようになりたいか」を考えて「長期目標」を設定し、それを達成するための「短期目標」を設定して、どう行動するかを考える。
これはまさに、目標を立てるとき、達成の可能性を上げる大切な視点です。
2.全体が見えているか
個人の目標を設定するのに、「全体」という言葉が出てきて違和感。
確かにそう感じるかもしれませんが、社会に生きている以上、全体が目指す目標は存在しています。
会社の理念やコンセプトから始まる経営レベルの目標、エリア目標や部署目標……。
ここにいかに自分が共感し、貢献していける存在に成長できるか。自分が設定した目標を達成することで、いかに貢献できるのか。
個人目標を設定する上で常に意識したほうが、ブレのない自分の軸ができやすいはずです。
3.ワクワクするか
最後のいちばん大切な目標設定における工夫ですが、設定した「目標を達成した自分を見て、いまの自分がワクワクするかどうか」を意識したほうが良いです。
これができたらかっこいい!あれができるようになっていたらここにチャレンジできる!という憧れや尊敬に近い感情を、将来の自分に抱けるかどうか。
これは、日々の仕事に追われる自分を振り返ったとき、近づけていたときの喜びと、近づけていなかったときの悔しさのバネのちからが格段にあがります。
まとめ
今回のお話は、みなさんが当たり前に知っていたり、無意識にやっていたりすることだったかもしれません。
しかしこの3つを意識することで、少なくとも私の個人の目標設定は、組織に属しながらもそこから飛び出し、苦しみながらもワクワクして、介護の仕事を続けられるものとなっています。
やりたい介護の仕事を続けていけるように、個人の目標設定は大切です。
少しでもみなさんの今年一年が、素敵な介護の一年であることを願っています。