施設内の介護業務で多い移乗介助。
「利用者様が大きくて重いので、大変です」「自分の腰に負担がかかっている気がして腰が心配です」なんて、介護経験の浅い方からは、移乗介助が上手にできないという声をききます。
体格の良い人、体重の重い人、少し手助けするだけで良い人、片麻痺の人、全介助の人などなど、対象者の身体状況は様々。間違った介助は、転倒・骨折などの事故や、介助者の腰を痛めることにもつながります。
介護の感覚をつかむまでには時間がかかるかもしれませんが、対象者に合った介助方法が見つけたいところです。
車いす⇔ベッド 移乗介助のポイント
ポイントはこちら
・車椅子の位置
・動線を考えた動き
・力ではなく、体重を利用する
・介助者の姿勢
プロに学ぶ安全・快適な介護術2 移乗介助(ベッド⇒車いす)
週刊ダイヤモンド8月6日・13日合併号の特集『自宅で看る介護』の記事「プロに学ぶ安全・効率な介護術」の連動動画
介助のポイント解説付き
良い例と悪い例を示し、なぜいけないかを解説してくれています。
声かけをしながらの介助なので、声かけの仕方も分かります。
一人でできる車いすへの移乗介助
小柄な方が体格の大きい方を介助する方法です。
解説字幕つきなので、音がだして動画が見られない方におススメです。
各ポイントで悪い例も示してくれています。
解説!介護技術~ベッド⇔車椅子移乗(一部介助)
解説!介護技術~ベッド→車椅子移乗全介助①
解説付きで介助の流れを説明しています。(字幕あり)
介助のポイントとなる部分で、写真等で姿勢や注意点などを解説してくれます。
声かけをしながら介助をしているので、どのように声かけをしたらいいのかも分かります。
負担軽減移乗技術(介護技術)
株式会社NGU代表取締役 山出貴宏さん考案の移乗方法です。
いくつかの角度から介助の方法を見られます。
字幕解説付きなので、音を出せして動画が見られない方もポイントが分かります。
BCC 福祉用具「スライディングボード編」
福祉用具のスライディングボードを使った移乗方法です。
スライディングボードとは、
ベッド・車椅子・ポータブルトイレなど移乗を、介助対象者が座ったままで行うことができる移乗用具。
立ち上がりが困難な方、・方向転換に際にふらつきやすい方、倒れ込むように着座してしまう方におススメの福祉用具です。