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プレゼントに人気の「親の雑誌」利用者ご家族との話のネタに

「親の雑誌」は2015年5月にスタートした、日本初の親のための自分史作成サービス。プロが取材を通して、親のこれまでの人生を一冊の雑誌にまとめてくれます。知っているようでいて、意外と知らない親のことを知る機会にもなる「親の雑誌」。利用者さんご家族との話のネタにもなると思います。その中身を詳しく見てみましょう!

親の雑誌とは?

親の雑誌_見開き

「親の雑誌」とは、その名の通り、親のこれまでの人生を一冊にまとめた雑誌。親のために家族が注文するタイプの「自分史」作成サービスです。ボリュームは全16ページで、オールカラー。世界でたった5冊しか発行されないので、家族にとっては特別な宝物になりますね。

運営会社は、高齢者の会話型見守りサービスを提供している株式会社こころみです。一人暮らしの高齢者向けに、電話で会話をしながらご本人の状況を確認し、記録を家族に届ける「つながりプラス」を運営されています。

「聞く」専門家のコミュニケーターが取材を担当

「親の雑誌」は、初回の訪問取材と、毎週2回の10分間の電話インタビューで構成されます。取材を担当するのは、見守りサービスでも活躍する「聞く」専門家であるコミュニケーター。訪問取材では、幼少時代、学生時代、仕事、結婚などの歴史、家族には語らなかったこと、今だから家族に伝えたいことなど、ふだん聞くことができない話を聞き出してくれます。さらに、毎週2回の10分の電話では、最近の出来事や趣味などについて、追加取材も実施。取材から約2か月後に雑誌が出来上がります。

費用は取材込みで5万円とリーズナブル!

気になる費用は、下記の通り。

50,000円(税別)
<料金に含まれるもの>
・雑誌5冊をお届け
・初回訪問取材
・毎週2回のお電話取材とレポート(3ヶ月分)

※雑誌は1冊につき1,800円(税別)で増刷可能です。(追加注文の場合は5冊以上からお申し込みいただけます)
※一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)以外に親御さんがお住まいの場合は、別途取材費(交通費実費)を申し受けます。
※雑誌は創刊号として作成します。2号目以降の作成を希望の場合は、年1回プランが月額10,000円(税別)、年2回プランが月額11,000円(税別)です。

一般的には、数十万円から百万円程度必要な自分史の出版と比較すると、圧倒的にリーズナブルです。兄弟でお金を出し合ってプレゼントするのも良いですね。

遠方に住んでいる親への「見守り」目的にも

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「親の雑誌」では、サービス開始から3ヵ月間、毎週2回電話取材の際に親御さんの様子をうかがい、その都度家族にレポートを送ってくれます。期間終了後、気に入れば見守りサービスに申し込むこともできます。親御さんに「見守り」ではなく、「取材」という形で説明することで、「見守り」をスムーズにスタートできるというメリットもあります。

さいごに

世界に5冊しかない自分の親だけの雑誌。家族にとってもかけがえのない宝物になりそうですね。また、親にとっても、プロにインタビューされる経験は、脳の刺激になって張り合いがあるもの。認知症の予防にも良さそうですね。
利用者さんご家族におすすめしてみてもいいかもしれません。

(画像はプレスリリースより)

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