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約3割が「反対」、なぜ介護ロボット導入に賛否が分かれるのか。ウェルクスが「介護ロボット」に関する調査を実施

介護職の人材紹介サービス【介護のお仕事】を展開する株式会社ウェルクス(本社:東京都墨田区両国)は、介護のお仕事研究所の読者、介護系のSNS(Facebook、Twitter)の読者を対象に、「介護ロボット」について調査を実施しました。

【背景】
介護業界の人材不足を解決する手段として、今注目されている「介護ロボット」。
矢野経済研究所が2016年3月~6月に行った調査によると、2015年度の国内介護ロボット市場規模は10 億 7,600 万円にのぼり、前年度比 549.0%と大きく伸長しています。
また、国が介護ロボット普及のための購入補助を進めており、事業所の金銭的負担を減らすため、介護ロボット購入の助成金に予算52億円が確保されています。

こうした盛り上がりの中で、現場の介護職員は、介護ロボットについてどう思っているのでしょうか?

現場で働く介護職員に、「自分の職場に介護ロボットが導入されることについて」伺いました。
※本調査では、介護ロボットを「身体機能を補助するロボット(以下、『身体機能補助ロボット』」と「コミュニケーションロボット」に分けて調査を行っています。

調査結果

1.これらの介護ロボットを知っていますか?

移乗介助ロボット『RIBA』は「知っている」12.1%、「知らない」87.9%。
身体機能補助ロボットスーツ『HAL』は「知っている」54.0%、「知らない」46.0%。
メンタルコミットロボット『パロ』は「知っている」24.3%、「知らない」75.7%となりました。

2.これらの介護ロボットが自分の職場に導入されたら、使いこなせると思いますか?

『RIBA』は「使いこなせる」16.2%、「使いこなせない」83.8%。
『HAL』は「使いこなせる」39.1%、「使いこなせない」60.9%。
『パロ』は「使いこなせる」22.9%、「使いこなせない」77.1%となりました。

3.自分の職場に介護ロボットが導入されるとしたら、賛成ですか?反対ですか?


身体機能補助ロボットは「賛成」66.2%、「反対」33.8%。
コミュニケーションロボットは「賛成」62.1%、「反対」37.9%となりました。

4.「身体機能補助ロボットの導入に賛成」と回答した人は、なぜ賛成ですか?

コメントの一部を紹介いたします。

5.「身体機能補助ロボットの導入に反対」と回答した人は、なぜ反対ですか?

コメントの一部を紹介いたします。

6.「コミュニケーションロボットの導入に賛成」と回答した人は、なぜ賛成ですか?

コメントの一部を紹介いたします。

7.「コミュニケーションロボットの導入に反対」と回答した人は、なぜ反対ですか?

コメントの一部を紹介いたします。

8.介護は人間がやるべきだと思いますか?


「そう思う」と答えた人が51.4%、「別にそう思わない」と答えた人が48.6%となりました。

「介護は人間はやるべきだと思う」と回答した人は、なぜそう思いますか?

コメントの一部を紹介いたします。

「介護は人間はやるべきだとは別に思わない」と回答した人は、なぜそう思いますか?

コメントの一部を紹介いたします。

もしあなたがロボット開発の担当者だとしたら、どのような介護ロボットを開発しますか?

コメントの一部を紹介いたします。

まとめ

最近話題に上るようになった介護ロボットですが、現場での声はまだまだ賛成一色、というわけではないようです。
介護職が本当に求めているものは何なのか、利用者さまが本当に求めているものは何なのか。じっくり見直す必要がありますね。

アンケートにご協力いただきましたみなさま、貴重なご意見をありがとうございました。

介護ロボットに関するより詳しい情報は、「介護ロボットONLINE」にて発信しております!

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