介護の知識

もう悩まない!サービス担当者会議の要点、記入例とポイント【ケアマネ必見】

サービス担当者会議は、ケアマネジャーが利用者に関するサービスの担当者を集めて、ケアプランの原案を検討する場です。
利用者や家族の生活および課題を共通理解し、機能向上の目標や支援の方針・計画を共有するために設けられています。

サービス担当者会議が終わってから、ケアマネジャーは会護録を作成することになります。
いかに分かりやすく記載できるかが、ケアマネジャーの腕の見せ所です。

今回は、「サービス担当者会議の要点の記入例」をご紹介いたします!
サービス担当者会議の要点の記入例

各項目の記入ポイント

大切なのは、誰が見ても分かる会議録である、ということです。
開催日や開催場所、出席者の所属・氏名。開催理由や検討テーマ、残された課題の担当者。次回の開催日時など……
明確になっているのが望ましいです。
サービス担当者会議には利用者さんやご家族が参加することもありますので、専門用語を多用しない方が親切ですね。

サービス担当者会議の要点記入例

会議出席者

本人や家族、各サービスの担当者をフルネームで記入します。名刺などがなかった場合は、きちんと口頭で確認を取りましょう。
欠席者がいた場合は名前の横に()で欠席と記入します。欠席理由は結論の項目に記載しましょう。

検討した項目

以下三点に関しては必ず検討し、その旨を記載しておきましょう。

・緊急時の対処方法や連絡先の周知
・主治医意見書に留意点がある場合の伝達
・本人、家族の意向

緊急時、家族より先にケアマネジャーへ連絡を取る事業所も少なくありません。
また主治医意見書が届くタイミングは必ずしも会議前とは限りませんし、本人の耳に入れるべきでない場合も伝達の時期を考慮する必要があります。

課題の確認、援助目標の決定・確認、サービス内容の決定・確認など……サービス担当者会議を開催した目的を簡潔に書いたら、検討項目についてわかりやすく番号をつけて書きましょう。
テーマごとに分けられると、後に続く検討内容・結論も分別できるため分かりやすくなります。

検討内容

サービス担当者会議の要点

「検討した項目」欄の番号に対応して書きます。
それぞれの機関や事業所が実施するサービス内容だけでなく、サービスの提供方法や留意点、頻度・時間数・担当者などを検討して記入しましょう。優先順位の高い課題から記載すると良いです。
医師から得た医学的所見がある場合は、疾病その他の原因や起因する状態像を具体的に記載します。
単に「福祉用具○○が必要」だけで終わらせないよう注意が必要です。
また、医師の医学的所見に基づくケアマネジャーの判断については、医師からの聞き取り内容とケアマネジャーの判断の因果関係がわかるように記載しましょう。
医師が参加しない場合も同様に、照会内容に理由を添えて書きます。

結論

「検討した項目」欄に対応して記入します。
検討した内容についてどのような支援をするのか、対応方法などを具体的な書き方で明記しましょう。「いつまでに誰が○○をする」といった書き方が望ましいです。
それぞれの役割分担に漏れや重複がないか、計画がスムーズに進行するか……など、話し合った要点を書きとめます。
決定事項については、利用者や参加者に配布して共通認識にしておいた方がよいでしょう。

残された課題

残された課題について、誰がいつまでに何をするのか書きましょう。
また次回のサービス担当者会議の開催日や目的は明記しておきます。
社会資源(サービス)が不足しているためにサービス利用に結びつかなかった場合には、その旨も書き留めておくのが望ましいです。

サービス担当者会議の要点の記入例

サービス担当者会議の要点は、以下のような会議録にまとめます。
サービス担当者会議の要点

これから紹介するのはほんの一例です。(参考:川崎市 サービス担当者会議の要点資料
利用者さんの状況やケアプランの議題に応じて、臨機応変にアレンジしていってくださいね!

検討した項目

ベッドレンタルの必要性について

検討内容

(1)医師の医学的所見
(2)医学的所見を踏まえた判断
(3)サービス担当者会議での必要性

結論

サービス担当者会議の要点
(1)について
・○月×日、主治医●●医師に電話照会を行った。
・利用者の状態はパーキンソン病治療の薬による効き目のON・OFF現象により、日によって、あるいは時間によって変動が激しい。
・状態が悪化した時は日常生活の全般において、何らかの介助が必要との意見をいただいた。
(2)について
・医師の医学的所見に基づき、状態が悪化した際には起き上がりが困難であると判断する。
(3)について
・(A訪問介護事業所)利用者は日によって状態の変動が著しく、状態の悪いときは起き上がり・立ち上がりが困難。介助が必要。
・(B福祉用具貸与事業所)起き上がり・立ち上がりともに困難であることから、特殊ベッドは背上げ角度と床板高さの調整出来るものが良いと思われる。
・(全員)上記の機能の付いた特殊ベッドをレンタルすることで意見が一致した。

次回の開催時期

次回は1ヶ月後に実施予定。状況に応じて、必要性の再検討を行う。

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まとめ

いかがでしょうか?
サービス担当者会議の要点は分かりやすく簡潔に、それでいて具体的に書くことを心がけたいですね。

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