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【介護職×オープニングスタッフ】の魅力と大変さ

オープニングスタッフとは、新規開設の施設・事業所の立ち上げメンバー。介護のお仕事探しでも、人気の求人です。今回は、介護職として働く上で、新規オープンの事業所ならではの魅力と大変さを解説します。オープニングスタッフとして採用の可能性を高める面接のコツもご紹介しますので、どうぞ最後までお付き合い下さい!

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オープニングスタッフのメリット

(1)人間関係がフラット

年齢・経験に関係なく、スタッフは全員同期。派閥やお局様に悩まされることもないため、人間関係に馴染みやすいと感じる人は多いです。加えて、皆で試行錯誤しながら新しい環境を整えていくことで、一体感が生まれやすいというメリットも。

(2)綺麗で快適な職場

何といっても設備面は大きな魅力。机も椅子も介護用品も新品、施設特有の気になるニオイもない。そんな快適な環境で仕事に集中できるのは、新規オープンの事業所ならではですね。

(3)1から作り上げる達成感がある

古いルールも暗黙の了解もない状態からマニュアルを作ったり、介護用品を選んだり。「やってみたい!」と思ったことは提案しやすく、一人一人の意見も尊重されやすい傾向があります。まっさらな状態から働きやすい職場を作り上げる達成感・喜びは、オープニングスタッフの特権と言えるでしょう。

オープニングスタッフのデメリット

(1)人手不足のままオープンする可能性も

地域や雇用条件次第では応募者が集まりにくい場合、新規開設なだけに事業者側が企業理念や介護方針に合う方を厳選している場合などは、人手不足のまま開設してしまうこともあります。その場合は集まったスタッフだけで回すため、休日出勤や残業が発生する可能性も…。

対策
母体の法人を確認し、新規の事業所以外にも、既存の事業所をいくつか運営している所に応募してみましょう。既存の系列事業所から、軌道に乗るまで応援スタッフを派遣してくれる期待が持てます。

(2)即戦力が優遇されやすい

不測の事態が起きやすいオープン当初は、経験者であってもハードに感じるもの。そのような状況では、教育やフォローが不十分にならざるを得ません。やむなく未経験者・ブランクがある方は、募集の対象外にしている事業所も。

対策
「未経験OK」や「ブランクOK」の記載があり、かつ、オープンまで数ヶ月余裕がある求人への応募が安心です。オープン前の顔合わせや研修を通じて、少しずつ慣れていける可能性があります。

(3)イチから作り上げる労力が必要

メリット(3)と表裏一体です。利用者集め、見学者の対応、ルール・マニュアルの整備等々… 新しい施設の体制作りに始めから携わることは、やりがいを感じる一方、「産みの苦しみ」も伴います。

面接ではココをアピール!


デメリット(2)で、オープニングスタッフには即戦力が優遇されやすいと記載しました。他にはどんな人が歓迎されるでしょうか。

一言で表すなら、イレギュラーに対応できる柔軟さです。
オープン当初はマニュアル整備も不十分な中で突発的なことが起きやすく、その都度対応していく必要があります。そういう状況を「大変だけれど、やりがいがある」とポジティブに捉えられる方、周囲と協力しあいながら乗り越えていける方が求められます。
また、必要に応じて出勤日や勤務時間が変則的になる場合も考えられるため、「残業や休日出勤も、軌道に乗るまでは頑張ります!」という姿勢を見せることも大切です。

まとめ

介護職の方の中には、新規立ち上げで得られた達成感・仲間との一体感が忘れられず、数年後に「またオープニングスタッフとして働きたい!」と求人を探す方もいます。新しく綺麗な施設で、人間関係も仕事も1からスタートできるというメリットは、デメリットを補って余りあるのかもしれませんね。

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